調整方法
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レベル5の椎間板ヘルニアで完全に下半身麻痺、術後3ヶ月何も改善しなかった子がカートトレーニングで、リハビリ効果を見せています。

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調整可能ベルトの解説

車椅子を自分の手足とするためには、身体にフィットさせる事が非常に重要な要素となります。 是非ベストな状態に調整してあげて、楽しく安全にお散歩出来る様、お願いします。

−後ろ足のハーネス−

プラスドライバでネジを外してベルト穴を変えて付け直す事により、腰の高さを調節できます。歩行訓練の為に足置きを付けない場合等、その子の状態に合わせて調整して下さい。 

足にあまり力が入らない状態で、腰の高さを低くしすぎると足を地面に引きずるだけでなく、足をタイヤやタイヤ軸に巻き込む危険性があります。

そのような状態の子の場合は、足置きを付けるか、つま先が地面に軽く触れる程度に調節してください。

−背中ベルト−

背中ベルトの長さを調整することで、上半身を車椅子にフットさせることが出来ます。

背中ベルト装着時に短時間で苦しそうな仕草をする場合は、ベルトが窮屈な事が考えられます。

ベルト類は、キツク締めずに体との間に指1本が軽く入るくらいの余裕を持たせて下さい。

また、ベルトを緩めすぎると重心が不安定になったりハーネスが外れやすくなりますので、装着後に肩の部分のバーを上下させて、緩すぎないか確認して調節して下さい。

−首ベルト−

首ベルトを調整することにより、車椅子の前進の為の上半身の自由度及び負荷を調整出来ます。

キツク締めると首(胸)で車椅子を引っ張る度合いが強くなりますが、上半身が窮屈になります。

緩めると振り向いたりする動作など上半身が動きやすくなり余裕が出来ますが、腰への負荷が少し増え下半身で引っ張る度合いが若干強まります。

その場合でも背中パットがありますので、強い負荷とはなりません。

 

−牽引バー高さ位置−

背中ベルトと合わせて、胸ベルトの牽引バーに対する留め位置を調整することにより、車椅子の牽引バーの高さを調整出来ます。

タイヤから上方に伸びているフレームが、地面に対して垂直になるように設定してください。

 

 

調節方法

 

 

1、腰の高さ調節
腰の高さが丁度良い高さになるように後ろ足ハーネスのネジの留め位置Cを変えることで調整してください。 

2、牽引バーの高さ調節
車椅子の重心が正しくなるように、バックルのある背中胸ベルトと牽引バーの左側のネジの留め位置Bを変えることで、なるべくタイヤから垂直に上に伸びるフレームが、地面に対して垂直に近いよう(注-図参照)にしてください。

◎良い例

×悪い例

 

 

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